カリウム

体内の水分バランスを決める栄養素にはカリウムとナトリウムがあります。
ここではその二つのうちのカリウムについて詳しく知っておきましょう。

カリウムはほとんどの食品に含まれる栄養素の一つで、
中でも昆布などの海藻類やアーモンドなどの木の実に多く含まれる成分です。
熱を加えると失われやすい成分でもあります。

カリウムの働きはナトリウムとのバランスを取って血圧のコントロールを行い、
利尿作用を促して体内の水分を体外に排出するための働きを行うものです。
人体におけるミネラルの中で日本人のカリウム1日平均摂取目安量は男性で2500mg、女性で2000mgとなっています。

経口摂取での体内浸透率は高めの成分で、多くの食品に含まれているため
バランスの良い食生活を送っていれば必要量は十分にとれるとされています。

過剰摂取分は肝臓の働きによりろ過されるため、体内での濃度が一定量を超えることはほとんどありません。
しかしカリウムはストレスなどで体内から失われることが多いため、
カリウム不足と塩分の過剰摂取によって高血圧や体内保有水分量の増加などに繋がりやすいという性質も持っています。

さらにカリウムが不足するとインシュリンの分泌量が低下するため、
満腹感を覚えにくくなるので肥満につながる傾向もあります。

またカリウムには多くの酵素を活性化する作用があるので、
代謝機能の上昇、神経伝達の向上、筋肉の収縮を補助する効果が間接的にもたらされるという研究結果も出ています。
この働きによって腸の活動が活性化して便秘解消にも効果がもたらされるのです。

カリウムの持つ利尿作用により体内の水分量は少なめの傾向を持つようになるため、
むくみの解消に高い効果を持つことが判明しています。
また副次的な作用の便秘解消によって下半身の血流やリンパ液の流れを圧迫する要因が取り除かれることから、
下半身のむくみ解消に大きな影響を与えることになります。

カリウムが不足してくるとイライラしがちになるのでストレス解消のためにもカリウムが役立つことが判明しています。
ストレスがたまるとホルモンバランスの乱れにもつながりますし、イライラによる不眠でさらにホルモンバランスは悪化していき、むくみはさらにひどくなるという悪循環にもつながります。

外食や過度なダイエット、ストレスによるカリウム不足が多くなっていると言われていますので、
出来る限り普段の食生活に気を付けてカリウムを多めにとるように心がけるとよいでしょう。


岡村 たくや
院長
武蔵小金井の整体院院長。
国家資格者(鍼灸マッサージ師)
20代での2度の脳腫瘍から快復→ 施術家の道へ  
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