自律神経の整え方~自律神経を整えて色々な症状を改善しよう!

休むことなく働き続けてくれている自律神経

自律神経は、呼吸器や消化器、循環器など私たちの体に欠かせない働きを調整するのに不可欠なものであり、休むことなく働き続けている神経でもあります。

主に日中に活発になる交感神経と、夜間に活発となる副交感神経のふたつがありますが、これらのバランスが崩れてしまうと、体に様々な不調をもたらすようになります。

自律神経の働きを乱す原因としてまず挙げられるのは、ストレスです。仕事の疲れ、人間関係のストレスなど、精神的もしくは身体的ストレスが過剰になることで自律神経のバランスが乱れてしまうことがあります。

また、不規則な生活も良くありません。不規則な食生活や睡眠の乱れを続けてしまうことで、自律神経の乱れに繋がることがあります。そして、このような状態が続いてしまうと、メニエール病や自律神経失調症、神経性胃炎や過敏性腸症候群、過呼吸症候群などといった疾患に繋がる恐れもあるため、注意が必要です。そこで、こういった症状を予防するためにも、自律神経を整えることが大切となります。

自律神経の整え方

1、適度な運動をすること。

ストレス解消や精神的な充足感を得るためにも、適度な運動を行うことは効果的です。定期的な運動は生活のリズムを整えるのにも効果を発揮することから、自律神経のバランスを整え、様々な症状を予防するのにも役立ちます。ウォーキングなど日常に取り入れやすい簡単なもので問題ありません。運動習慣を身につけるようにすると良いでしょう。

2、朝日を浴びること。

生活習慣の乱れを正すのに、朝日を浴びることは効果的とされています。狂ってしまった体内時計を修正することができるためです。朝日を肌に感じることで体温や血圧が上昇するため、体が活発になり活動モードに切り替えることができます。また、朝日を浴びてからおよそ14時間後くらいに眠気が来るような体のリズムになっているため、規則正しい生活を送るのに効果的です。
昼寝してもいいので、朝決まった時間起きる、1秒でもいいので朝日を浴びるのがおすすめです。

3、腹式呼吸を心がけること。

腹式呼吸によって、自律神経をコントロールすることができます。一般的に、息を吸うことは動く神経である交感神経の働きであり、息を吐くことは休む神経である副交感神経の働きとなります。そのため、呼吸を整えることで意識的にリラックスすることができるのです。全身の力を抜くようにしながら腹式呼吸を繰り返すことでリラックス状態を作り出し、自律神経を整えるようにしてみると良いでしょう。

岡村 たくや
院長
武蔵小金井の整体院院長。
国家資格者(鍼灸マッサージ師)
20代での2度の脳腫瘍から快復→ 施術家の道へ  
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